有田歯科医院
  • 歯周治療はこちら
  • 予防歯科はこちら
  • 審美歯科はこちら
  • 知覚過敏かもと思ったら
  • 歯ぎしり食いしばりにご注意!
  • お子様の虫歯予防
  • 口臭チェックと予防策
  • インドアビュー
冷たいもので歯がしみる!もしかして知覚過敏かも?

虫歯がないのに一時的に歯がしみるという症状があったら、知覚過敏かもしれません。知覚過敏は進行具合によって治療法が異なり、自宅でのケアで改善する軽度のものや、歯医者さんでの治療が必要なレベルまでさまざま。今は症状が軽くても放置することで痛みが強くなったり、しっかり歯磨きができないことで虫歯の原因になったりするのです。そこで今回は、知っておきたい知覚過敏の具体的な症状や原因、治療法などについてお伝えしていきたいと思います。

こんな症状は要注意

歯がしみる症状だけでは、虫歯か知覚過敏か判断がつきにくいことがあります。そこで、知覚過敏の具体的な症状をご紹介しましょう。以下の症状に1つでもあてはまれば、知覚過敏かもしれません。

・冷たい温かいに関わらず、食べ物や飲み物を口に入れたとき一時的に歯がしみる
・歯が風に当たったとき、歯がしみる
・歯ブラシの毛先が当たって歯がしみる
・歯がしみたあと、10秒以内におさまる
・甘いものや酸味の強いもので歯がしみる



知覚過敏の原因は…?
まず、歯の構造について簡単にご説明しましょう。歯の最表層にはエナメル質、その下には歯の根となる象牙質と呼ばれる部分があります。エナメル質は人の体のなかで最も固いと言われており、外からの刺激も受けにくいのが特徴。健康な歯の人は、このエナメル質だけが歯茎の上に露出しています。しかし、なんらかの原因でエナメル質が失われて象牙質が歯茎の上部分に出てきたり、歯茎が下がって象牙質がむき出しになったりするのです。象牙質には神経につながる象牙細管があるので、冷たいものや歯ブラシの刺激で「しみる」感覚が生まれます。具体的な知覚過敏の原因として、次のものが代表的です。

・歯周病や強いブラッシングによる歯茎下がりで、象牙質が露出する
・歯ぎしりによるエナメル質部分へのダメージで、刺激が伝わりやすくなる
・酸の摂りすぎによりエナメル質が溶ける
・虫歯によりエナメル質が傷つき象牙質が露出する

治療法はどうするの?
知覚過敏の治療法は、症状や進行具合に合わせて大きく3つあります。具体的にどのような治療なのか見てみましょう。

・知覚過敏用の歯磨き粉
市販品として出ているものが多く、軽度の知覚過敏へのセルフケアとしても取り入れやすい方法。痛みが感じるのを鈍化させ、歯磨き時に使用することで知覚過敏に予防にもなります。

・歯の表面にフッ素剤塗布
傷ついたエナメル質にフッ素剤を塗布し、歯の表面をコーティングします。市販品も出ているので、すぐに歯医者に行けない人も取り入れやすい方法。改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。

・塗り薬でフタをする
象牙質内にある象牙細管を塞ぎ、痛みが伝わるのを防止する治療法。軽度から中等度くらいの症状であれば、塗り薬による治療で改善します。薬ではなく物理的に象牙質を覆うコーティング材による治療もあります。

・レーザー治療
歯医者さんでの治療方法のひとつ。レーザーをあてて象牙細管にフタをすることで、痛みが鎮静化します。

・神経を抜く
重度の知覚過敏の場合、先に紹介した治療法では改善しないことがあり、最終手段となるのが神経を抜くことでしみや痛みが感じにくくする方法です。他に治療の施しようがないと判断された場合で、歯科医にとっても最後の手段となります。

自宅でできる改善ケア

・歯ぎしりが原因の場合
歯ぎしりが原因の知覚過敏は、歯ぎしりをから改善する必要があります。歯ぎしりにはストレスや疲れなどさまざまな原因があるため、簡単に治すことは難しいでしょう。

そこで、就寝中にマウスピースをつけると、歯ぎしりによりエナメル質が傷つくのを防ぐことができます。マウスピース作成は保険診療でできることもあるので、歯医者さんで相談してみるといいでしょう。 ・ブラッシングを意識する
むき出しになった象牙質が毎日のブラッシングによって傷つくと、知覚過敏が進行する原因となります。力いっぱいに磨くのではなく、歯ブラシをあてる強さを意識して毛先がしなるくらいの力で磨きましょう。

・知覚過敏用の歯磨き粉やフッ素ジェルでケア
しみや痛みを軽減してくれる、知覚過敏用の歯磨き粉やフッ素ジェルは市販品が多く出ています。歯の神経周りにバリアを作ったり歯を硬くしたりする作用があるので、毎日の歯磨き時や歯磨き後に継続して利用するといいでしょう。

知覚過敏は原因によって、自宅でのケアで改善する軽度のものから歯医者さんでの治療が必要な重度なものまでさまざまです。日常生活に支障が出るほどしみや痛みを感じる場合は、できるだけ早めにご相談ください。治療によって改善しても、根本の原因がなくならなければ、繰り返し知覚過敏になる可能性もあります。自宅でのケアと歯医者さんでの適切な治療で、改善と予防を続けましょう。