こんにちは❣ 大阪市生野区の歯医者 有田歯科医院 院長の有田です。
盆休みも終わりましたね。皆さん、英気を養われましたか? 暑さのせいで、ぐったりという方も多いのでは?もう、異常気象という言葉が空回りする程、毎年続く暑さですよね。まるで、異常気象が通常気象になってますもんね❣(^_^;) 夜間もクーラーをつけたまま寝ないと熱中症の危険が有るとの事。ひと昔前までは、クーラーをつけたまま就寝すると体調を崩すし、室外機の温度が更に町の気温を上げるので要注意と言われていましたのに・・・。もう、そんな事も言っておれないんですかね(^_^;)。
熱い日が続きますと、どうしても水分の補給が必要になります。そこで注意したいのが、清涼飲料水やスポーツドリンクの摂りすぎです。pH(ペーハー)という言葉をお聞きになった事がお有りですか? 酸性度を表す単位で、㏗7が中性、それ以上がアルカリ性、以下が酸性となります。㏗の数値が小さい程、酸性度が強いんですね。歯の表面のエナメル質は身体の組織で最も硬く、水晶程の硬さが有ります。だから、硬いお肉なども食いちぎれるのです。ところが、酸には弱い性質が有り、㏗5.5以下で歯は溶かされます。酸によって歯が溶かされたムシ歯(う蝕症)を「酸蝕症(さんしょくしょう)」と言います。酸蝕症は、歯の表面が全体的に溶かされ、見た目にも黄色くなっていき、更なるムシ歯の進行が懸念されます。
因みに、各飲み物の㏗は、水・ミネラルウォーター⇒㏗7.0、牛乳⇒㏗6.8、お茶、無糖コーヒー⇒㏗6.5。これらは、大丈夫です。でも、ボトル入りの紅茶⇒㏗5.5、オレンジジュース⇒㏗4.0、スポーツドリンク⇒㏗3.5、コーラに至っては⇒㏗2.2です❣❣❣
だからと言って、これらを飲んで、すぐにムシ歯になるわけではありません。唾液が、お口の中の酸性度を和らげて、約40分で元の状態にしてくれます。でも常に飲み続けて酸性度が低いままですと、お口の中が、歯が溶けやすい状態になったままの環境になります。どうぞ、そのあたりを参考にされて、熱中症にも気をつけて、水分補給を上手になさって下さいね❣
小麦色に日焼けした肌に酸蝕症やムシ歯の無い真っ白な歯❣
あなたのステキな笑顔をいつまでも❣❣❣