こんにちわ❣ 大阪市生野区の歯医者 有田歯科医院 院長の有田です。
先週のこのブログで、『当院の医院理念(あり方)』について述べさせて戴きました。でも、その理念や基本的な考え方がお題目だけに終わってしまう事も多いですよね。これは歯科医院に限った事ではなく、全ての事業所に共通しているのだはないでしょうか? 理念にしても目標にしても、それを実践していくのは、そこで働くスタッフですものね。その組織のリーダーが、大いなる知識や経験、人を牽引する能力に長けており、カリスマ的な指導力を持っているのなら別ですが、どこかのヘボ院長ときたら、残念ながら・・・トホホ・・・。
当院で働く人たちの笑顔、言葉使い、姿勢、態度、etc、etc・・・。患者様方と接する日々を過ごしながら、当院は人が人を思いやる空間でなければ、と肝に銘じています。しかもそれは、院長の指示や命令が有って、無理やり作った空間(職場)ではなく、当院で働くスタッフ全員の共通認識であるべきです。
先日、「当院で働く人たちの姿勢(態度)・行動をルール化しよう❣」というテーマで、ミーティングをしました。そのルールを決めていく上で4項目を設け、1)患者様のために。 2)医院としての成長のために。 3)スタッフ同士の意識の向上のために。4)自分自身の成長のために。と分け、項目毎にどうすれば共通の想いを言葉で伝える事ができるか?を《付箋ゲーム方式》で、各自が無記名で、遠慮無く、自由に付箋に記入する方法を採りました。
例えば、《患者様のために。》の項目で、患者様にすべき事、できる事は何か? 各自が思いついた事をいくつでも、自由に、思いついたまま、紙に書いてはホワイトボードに張り付けていくわけです。制限時間は、10分です。あっと言う間に、ホワイトボード一杯に付箋が張られていきます。「うわー! うちのスタッフって、そんな事まで考えてくれてるんや!」と改めて感謝、感激❣ そこに書かれた内容で、共通意見の多いものから、当院で働く者の姿勢や行動の基準をルールとしていくのです。これは、自分達で決めた事で、誰も異議を唱えるはずもなく、また自分達で決めた事ですから、ルール違反もできません!
そういう風にルール化された姿勢(態度)や行動は、そこで働く人たちの共通の認識や共通の言語になっていきますよね。それが当たり前の状態になっていくのです。新しいスタッフを迎えた時に、その者が、その当たり前の状態をすんなりと受け入れる事のできる環境(職場)に自分自身を置く事が出来、成長し、ソフィスティケートされていく。有田歯科医院の医院文化が、そうやって熟成し、洗練されていく事を目指しています。
因みに、4つの項目の何れでも、付箋に書かれた内容で必ず記されていた言葉から結びついたのは、『笑顔で患者様に寄り添う。』でした。
笑顔こそが、有田歯科医院の文化の源泉です❣
あなたのステキな笑顔をいつまでも❣❣