こんにちは❣大阪市生野区の歯医者、有田歯科医院の院長 有田です。今回からしばらく『入れ歯』について、患者様方の願いや私自身の想いを織り交ぜながら、皆さん方にお伝えできればと思います。
不幸にして一部または多くの歯を失われた方に、『歯』としての機能を回復させる方法の一つとして、『義歯(入れ歯)』の作製という方法が選ばれます。
当院のHPの『入れ歯』の欄にも書かせて戴いておりますが、実は、今は亡き私の母も総入れ歯でした。母から、入れ歯を装着している人の日頃の生活の中での不自由さや不具合について、また入れ歯に対しての様々な要求や希望について細かく話を聞く事ができたのは、歯科医師としては幸運でした。
義歯以外に失われた『歯』の機能を回復する方法としては、喪失した歯の隣りの歯などをかぶせてつなげるブリッジ冠や骨の中に人工の歯の根を埋め込むインプラントという方法が有る事は、多くの方がご存知だと思います。失われた歯という臓器をこの3つの方法で代替えし、人間の様々な機能の中でも、とても大切な『咀嚼(そしゃく)』という機能を回復(=リハビリテーション)させるのです。
このリハビリテーションという分野では、歯科は特化しており、他の診療科とは次元が違います。
『噛む』という機能だけではなく、美しく、より自然で、若々しく、個性的な状態まで追求されます。健康的で快適で、美しく。それは、ご自身の心身の健康に貢献するだけに止まらず、社会的、文化的な生活を営む事にも貢献するはずです。そうでしょ?
さて、その咀嚼機能のリハビリテーションの一つの方法としての『義歯』。この方法の最大の長所は、歯や歯ぐき、歯を支える骨に対する外科的な侵襲が、ほとんど無い❣という事です。もっとも人体に優しい方法だと言えます。
でも、多くの方にとって、『入れ歯』は、違和感が強く、しっかり噛めない、しゃべれない、はずれる。そして、「年寄りくさい!」というイメージが強いと思います。・・・でしょ?
私共は、この人体に優しい『入れ歯』を、少しでも多くの方に役立てて戴ける様にするには、どうすれば良いかと研鑽、工夫をしています。
当院のHPにも載せていますが、歯ぐきに優しい『コンフォートデンチャー』もその一つです。どうぞ、参考になさって下さい。
このブログでは、しばらく、『義歯(入れ歯)』について述べていく予定です。入れ歯に関しての疑問や付随する問題点について、わかりやすくお伝えできればと思っております。
乞う、ご期待❣