『得意分野を患者様と医院のために ⑥ 』

 こんにちは❣ 大阪市生野区の歯医者 有田歯科医院 院長の有田です。

 患者様の『歯とお口の健康』を獲得し守っていくための治療は、大きく三つに分けられます。一つ目は、ムシ歯や歯周病等の歯や歯茎の疾患を食い止め、健康を保っていくための予防治療。二つ目は、歯や歯茎の状態を改善していくための基礎治療。そしてもう一つが、嚙み合わせや審美性を回復させるための修復治療です。

 有田歯科医院では、歯の痛み等に対する緊急治療が済みましたら、『歯とお口全体の検査』を受けていただくようにお勧めしています。現状、どのようになっているのか? 何故、このようになってしまったのか? これからどうすれば良いのか? 治療後もよい状態を保っていくためには、どうすれば良いのか? それを探るための検査です。

 有田歯科医院では、《患者様に、ご自身の歯とお口の状況とこれからの治療方針をご理解して戴く事》と《私共が、患者様をよく理解する事》を基本姿勢としています。その基本姿勢を基に治療方針を立て治療を進めていくわけですが、もう一つ、《医院の治療能力を向上させて、臨床に応用する》という姿勢をスタッフ全員が持ち続けるべきだという共通認識を持っています。患者様にとって何が必要か?歯科医院として、私共は何をしてさしあげられるのか? 更に新しい治療法や治療器具、薬品等を採用して、日々の治療に役立てられないか?を常に皆で学び、考え、行動しています。院長―歯科衛生士―歯科助手―受付ートリートメントコーディネーターがチームとなり、更に外部の歯科技工所との連携が加わって、みんなの能力を結集させて、初めて《医院力(いいんりょく)》が発揮されます。時にはセミナーに参加したり、志しを同じくする医院の先生方やスタッフの皆さん方との交流を通じて、学び合ったりしています。

 でも、悲しい事に、そこまでしても、やはり治療のトラブルが無いとは言い切れません😢。そのトラブルの原因は、何なのか?どのような治療で起こり易い傾向に有るのか?日頃から、それを考察するためのデーターを取っています。データーの集積⇒原因と傾向の考察⇒具体的な対策。ここでもやっぱり、皆でそこから学び、対策を考え、継続的に行動を起こしていくのです。 

 「ホンマ、しんどいこっちっや💦(笑)」

 そういった地道な取り組みを積み重ねていく事が、結局は、当院の治療能力を高めていくものと信じています。得意分野が増えていく事で、患者様方にサプライできる事が増えていけるよう、皆んなで頑張っています。

 次回のこのブログは、この『得意分野を患者様と医院ために。』の最終回として、『医院と患者様とのステキな関係を構築する。』というテーマで述べさせて戴きます。

 あなたのステキな笑顔をいつまでも❣❣❣

 。