『有田歯科医院のスタッフが守るべき行動のルール④~業務、報・連・相、教育ルール~ 』

 こんにちわ❣ 大阪市生野区の歯医者 有田歯科医院 院長の有田です。

 今回のこのブログは、当院のスタッフが守るべき《行動のルール》についての最終回。残り三つのルール~《業務ルール》《報・連・相ルール》《教育ルール》を一気に述べさせて戴きます。

《業務ルール》

 ①ミーティングでは、必ず自分の意見を言う。

 当院の様な小さな組織でも、院長はじめ、スタッフ全員が同じ考え方で、常に前向きに様々な事に取り組んでいかねばなりません。有るテーマについてミーティングをする際、気をつけねばならない事は、院長の主観と独断で物事を決めていくのではなく、スタッフ(ミーティングでは、院長もそのうちの一人。スタッフの一人が、議長と進行役を兼ねる)全員で取り組むべき事柄や方法を決めていきます。院長の『オヤジ頭』だけでは、感性も鈍く、センスも有りません・・・トホホ(涙)。若いスタッフが自分で考え、発言できる雰囲気作りとスタッフ自身の参加意欲を刺激する事が大切ですよね❣ 毎回、良い意見が出てますよ~❣

 ②朝の挨拶は、ハッキリと少し大きめの声でする

 《挨拶》の漢字のそれぞれの意味は、《挨》⇒「押す」《拶》⇒「近づく」という意味なんだそうです。自ら積極的に心を通わせる姿勢が、挨拶として現れますよね。

 「おはようございます❣」「こんにちわ❣」 笑顔で明るく言われると誰だって気持ち良いですし、相手も同じように答えてくれますよね。目線も合わさず、ボソボソと挨拶されても、「なんやねん? 挨拶もできんのかいな。元気ないなあ。」って思われちゃいます。そんな挨拶も満足にできないようなスタッフが、患者様に信頼を寄せて戴けるでしょうか❓で、毎朝の朝礼ミーティングで挨拶の声が小さいと、「元気無いなあ。朝飯、食ってきたんか❣」朝から院長の⚡雷⚡が・・・。ホントの話(笑)。

 ③一日の大体の計画を立てて、事前準備をする

 「ああ、しもた❣ あれやっとかなあかんかったのに、どないしよ(^_^;)」   前準備って大切ですよね。その日にお越しになる患者様とその治療内容はわかっているはずなんですから、その患者様がいらっしゃるまでに全て用意されていなければなりません。その上、一日の全体の治療の流れを掴みながら、平行して、毎日のルーティンとしてやるべき裏方の仕事も・・・。器具の消毒、備品の確認、技工物のチェック、レントゲンや口腔内写真の整理、etc・・・。それら以外でも、その週、その月にやるべき事のうち、今日中に済ましておくべき事をちゃんと把握しておかねばなりません。チームワークよろしく、やるべき事は多い  のです。行き当たりばったりだと、必ず、漏れ・無駄が発生します。皆で互いにチェックし合って、ミスが無く、時間内で行えるように❣ 計画的に業務を行う事が大切です。

 ④自分の手が空いていたら、他のスタッフの仕事を手伝う。

 その日にやるべき事は、朝のブリーフィングで確認済みなのですから、その日に誰が、何時頃最も忙しくなりそうかも想像がつくと思います。その時間にゆとりが出来そうな他のスタッフが、積極的に手を差し伸べてくれると、更に仕事がはかどりますよね。それがチームワークの向上にもつながりますしね。『ありがとう❣』の言葉が行き交う職場って、働きやすいでしょ

 《報・連・相ルール》

①朝礼、終礼での個人からの報告を活発にし、②患者様に関する情報や院内の情報を皆で共有する。

 問題点や改善点。その他、何かしら気づいた事柄を即時に報告・連絡・相談して、皆で解決する事で、業務に対しての各自の参画意識も高まります。スタッフにとっては、働き易い職場、やりがいの有る職場と感じる事ができる思うのです。その上で、当院での出来事や患者様に関する情報をスタッフ全員が共有できるようにするために、このルールを設定しました。情報を共有する事で、患者様が抱かれる不安感・不満感を皆で理解して、解消するための働きかけに繋がるはずです。

 《教育ルール》

 ①わからない事をわからないままにしない。

 新人さんなどが、先輩に質問しにくい事ってないですか? 逆に、長年勤めているベテランのスタッフが、新しい器具や薬剤の扱いに戸惑う事ってないですか? 誰だって、色んな場面で疑問に思ったり、戸惑ったりする事って有りますよね。問題は、それをわからないまま、戸惑ったまま放置する事です。それは、事故につながる恐れだって含んでいます。当院では、「わからない事をわからないままにしない。」事をルールとして、その場その場で解決する事にしています。芽は、早めに摘まないとね❣ 「あの~、コンピューターやけど、この場合、どないしたら良かったっけ❓(^_^;)」「院長、またですかぁ。みんな忙しいんですから、早よ、覚えて下さいよぅ・・・」。わからない事は、わかろうと努力せなあきまへん。トホホ・・・。

 ②悩んでいる事を共有して、みんなで解決する。

 もちろん、当院は仲良しこよしだけの職場ではありません。だからと言って、お互いが高め合っていくためには、互いに悩みを打ち明けられる信頼感を互いに持つ事も大切です。互いが前向きで高い仕事観を抱ける職場環境だからこそ、自分だけが成長するのではなく、相乗的に成長できるのではないかと考えます。そういう職場の雰囲気は、個人個人の能力や《仕事観》の更なる底上げになりますし、結果的に医院全体の能力を伸ばします。

 

 長々と書いてきましたが、当院で働いてくれるスタッフが、『医院理念(あり方)』に沿って、みんなで医院を更に良くしていこうとする姿勢、盛り上げていこうとする姿勢が、相混ざり合って《当院の気風》となり、その気風が根付いて、《当院の文化》を形成していくものと考えます。そういう文化が育まれた職場は、仕事に対して前向きな人にとって、働き易く、やりがいの有る職場であり、更に職場環境を熟成させていくと思うのです。そのための行動規範であり、共通認識を持つための《行動のルール》なのです。

 人間関係とかゴチャゴチャとややこしい事を考えたり、悩んだりする事の多い職場より、前向きに一生懸命働ける職場の方が、しんどいかもしれないけど、働いてて楽しいでしょ❣

 院長である私自身はもちろん、共に有田歯科医院で歯科医療に携わってくれているスタッフのみんなが、今まで述べさせて戴いた5種類20項目の《行動のルール》に従っています。

 私共の職場では、患者様や他のスタッフに対して気遣い(気配り)し、自分自身に対しても前向きでプラス発想で思考する事が成長の糧になると考えおり、私共は、そういう職場で、患者様の歯とお口の健康を守るお手伝いをさせて戴いています。

   あなたのステキな笑顔をいつまでも❣