小児歯科

乳歯の特徴

子供の歯(乳歯)は、お母さんのお腹の中で(妊娠3ヶ月後頃から)作られ始めます。 まず、下前歯が生後半年頃に生え、2歳半頃に全て生え揃います。 その後12~13歳頃(小学校を卒業する頃)までに、順番に大人の歯(永久歯)に全て入れ替わります。

お子様の歯を守るには

乳歯は、永久歯と比べて、エナメル質や象牙質の厚さが薄く、むし歯になり易い歯です。 その上、お子さんは、自分では上手に歯を磨けません。 お母さん!お子さんの歯を磨いてあげてください! 甘い物を欲しがるままに、与えないでください! それがお子さんの歯を守る事につながります。  

乳歯の役割

生後半年から小学校の間、乳歯が食物の咀嚼の主役です。 この時期によく咬む事が、脳への刺激となり、頭や顎の骨の発育を促進させます。 また、大きな永久歯に替わっていくので、顎も大きく成長せねばなりません。 この時期に顎が小さいままだと、歯並びが悪くなり易くなります。

有田歯科医院でのとりくみ

特に小さなお子さんは、歯の治療に対して恐怖を持っておられると思います(歯医者さん=こわい所)。 私達はまず、お子さん自身が「自分の歯」が虫歯になっている事を理解して戴くことが重要と考えています。 「自分の歯を治すんだ!」こう思って戴くことが、治療の出発点です。 これは大人の方も同じです。お子さんの歯の治療の方針の背景には「正しい成長を促す」ということを重要視しています。 必要があれば、小児歯科専門医や矯正歯科医への紹介を致します。ご両親の協力が最も大切です。 治療前は励ましてあげてください。治療後は、ほめてあげてください。 お子さんは自信をつけます。